半島の先端には十中八九「灯台」と「絶景」の2つがあります。
この2つの自然な調和が生み出す絶妙な世界観にハマり、半島の先端にある灯台を目指す旅を2019年から本格的にはじめました。(灯台ではなく東大を目指せというツッコミも聞こえそうですが。)
そんな筆者がこのサイト「旅と灯台」で灯台旅の魅力について熱く語ろうと思います。
現在、灯台の立地している地域の理解のため、「灯台の立地分析PJ」というものを実施しています。
筆者独自の指標により分析していますのでぜひとも御覧ください。
灯台旅の魅力
筆者が考える灯台旅の魅力は主に以下の4点です。
①心の底から感動できる絶景に出会えること
②到達した際に達成感が得られること
③灯台周辺地域の魅力を実感できること
④灯台が歴史的な文化財であること
①心の底から感動できる絶景に出会えること
上記の写真をご覧いただきたいです。全て灯台周辺で撮影したものです。特段写真には加工を加えていないのですが、すごく迫力のあるいい写真が撮れているような気がします。
それは、灯台周辺に絶景のポテンシャルがあるからである。
灯台周辺は険しく近寄り難い雰囲気があるが灯台へ辿り着くと言葉で表現できない素晴らしい絶景が広がっている。
灯台はツンデレ(笑)
ちなみに、絶景を見ると叫びたくなるようなことが出てくると思う。
その場で叫ぶもよし、持ち帰って誰かに話すもよし、さてまた、自分の心の叫びとして今後の糧にするのもよいと思う。
絶景を共有するご連絡を画面上部右側の問い合わせ欄およびツイッター等でお待ちしています!
②到達した際に達成感が得られること
灯台へたどり着くまでには非常に長い行程がかかる。なかなかたどり着くのが難しい場所にあることが多い。しかし、灯台の風景を想像したり、周囲の景色を楽しみながら勧めば、意外と早く時間は過ぎていく。所要時間の長さと比例して、到達時の達成感は高まるのである。
ここで、冒険心を感じる指標が2つ授けようと思う。筆者もこの目標に向かって日々奮闘中である!
灯台の重要な指標 ・参観灯台 ・灯台50選(アクセスできるもののみ)
・参観灯台
参観灯台は普段見ることのできない灯台の内部が見学でき、さらに灯台の展望部へ登ることができるため、筆者は勝手に「展望灯台」と命名することとしている。
また、周囲は広く公園として整備されていて景観がよく展望部から眺める景色は初めての人でも満足できると思う。
・灯台50選
灯台50選は字のごとく、灯台の関係者が選んだ「灯台BEST50」といってもよい。到達困難なものもいくつか含まれているが、それ以外のものを目指そう。
参観灯台と重複していることが多いため、まずは参観灯台、次に灯台50選の順序がよいであろう。
参観灯台として入っていない北海道、東北の灯台が多く入っている印象であり、制覇するころには全都道府県制覇していること間違いない。
③灯台周辺地域の魅力を実感できること
灯台およびその周辺にはその土地でしか味わえない魅力が出ていて非常に面白い。主に3つのポイントがある。
・海鮮を始めとするグルメ ・独自の灯台の形 ・灯台熱の強さ
・海鮮を始めとするグルメ
これに関してはこの通りであるが、海鮮を中心としたおいしいグルメが堪能できる。灯台は港町にあることが多く、その地域で採れる旬の魚を食すだけでも十分に旅に出る価値はある。
・独自の灯台の形
灯台の形は一様ではなく様々な形や色をしている。
下の写真のように白い筒状の形をしているものがオーソドックスな灯台のイメージかと思う。
しかしながら、雪国では冬場に雪との見分けがつかないとの理由から、以下のツートンカラーのものも存在する。
さらに、その土地でしか見れない以下のようなものもある。灯台の形に一喜一憂するのもまた灯台を楽しむための秘訣である。
・灯台熱の強さ
灯台周辺を散策すると、その地域の灯台熱を感じることができます。その一例としては愛知県の美浜町です。灯台のモニュメントが町内に確認できただけで2箇所あり、灯台を利用して町おこしをしている感じが強く伝わってきた。こうした町おこしは真心がこもっているように感じて筆者は非常に好きです。
これ以外にも、恋する灯台プロジェクトという灯台を活用した町おこしプロジェクトが実施されていて、その認定を受けた灯台周辺は熱いです!そういった地域の取り組みが好きな方はこの指標を用いて灯台巡りをすることをおすすめします。
④灯台が歴史的な文化財であること
近代日本において、灯台の建設は富国強兵のための国家プロジェクトの1つであった。現在、GPS等の発展によりその役割を見直されていることは間違いない事実である。しかし、近代日本の発展を支えた重要な文化財であることも認められており、一部灯台が重要文化財に登録されました。

歴史好きの方にとっては灯台建設の歴史から勉強するとよいかもしれません。
もしご興味があれば小説感覚で気軽に読めて灯台の歴史について学ぶことができるのでこちらを読んでみてはいかがでしょうか。明治期の灯台の建設の背景がかなり忠実に描写されています。
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4340/9784480434340.jpg?_ex=240x240)
文明開化 灯台一直線! (ちくま文庫) [ 土橋 章宏 ] 価格:748円(税込、送料無料) (2021/1/11時点)楽天で購入 |
ただ、ファンとしては灯台が過去の産物となるのはどこか寂しい気がするのも事実で何か複雑な気持ちです。事実として年々灯台は廃止が増えており、今後もその傾向は続くとされています。
何とかせねば。できることから始めてみよう。
結論:灯台旅=自分が素直になれる旅
筆者は「ゆるーく時々本気」で生きるのがモットーで、サラリーマンとして振る舞うのが正直苦手な人間である。
ただ、灯台を見ているとどんな過酷な条件でも自分の役割を淡々とこなす姿にいつも関心し、自分を見つめ直すきっかけとなっています。灯台は憧れの存在であり、素直な人には優しく心開いてくれるような気がします。
このサイト「旅と灯台」では灯台の飾らない魅力を紹介しようと思っています。
多くの人が心の底から感動できるオリジナルな旅へ出るきっかけを作れたらと思っている。
さあ、旅に出よう!
※現在新型コロナウイルスの影響がありますので外出に関しては周辺の状況を考慮し、各自ご判断ください。
灯台訪問記
詳細は以下のリンクを御覧ください。

Blueocean