参観灯台とは?
参観灯台は全国に16基ある見学ができる灯台である。通常の灯台は内部に勝手に入ることはできない。しかし、これらの16基は燈光会と団体が参観事業を行っており、内部の見学ができる。
灯台は近代日本の発展を支えた文化的な価値があり、その構造物自体も生の展示物であると筆者は考えている。それだけでなく、参観灯台にはほとんど併設された形で資料館があり関連する重要な展示物も一緒に見学することができる。
見学にかかる料金はなんと300円(2020年4月以前は200円)全部巡ったとしても4800円と非常に安い!
参観灯台の魅力
ここでは灯台についての訪問記を中心にお伝えしているが、参観灯台については灯台について興味のない方にもおすすめである。「キレイな景色を見たい」、「達成感のある旅をしたい」そんな方には、参観灯台への訪問をオススメします。
「キレイな景色を見たい」
そもそもの大前提として「灯台の立っている場所は非常に景観が美しい」ことが多い。これは海の絶景を目指す際の重要指標である。灯台は近代において船舶においての航路標識という役割を持って建設された。しかし、現在ではその役割についてはGPS等に役割が移行している。しかしながら、近代から現在まで普遍的な役割がある。それが先ほど挙げた「灯台の立っている場所は非常に景観が美しい」ということを知らせてくれる役割である。多少例外はあるようにも感じるが、総じて間違った指標ではないと個人的には思っている。
さて、参観灯台に話を戻そう。参観灯台は灯台の上部まで登ることができるため、周囲の見晴らしが非常によいため、特に美しい景色を見ることができる。
また、灯台周辺は比較的整備された公園となっておりのんびりしながら時間を送ることができる。
灯台に限らずに海が好きな人、素晴らしい景色を見たい人にはこれらを一つのスポットとしてまずは旅の計画に取り込んでいただけたら筆者としては幸いである。
「達成感のある旅をしたい」
達成感のある旅をしたい。そんな方にも参観灯台はおすすめである。参観灯台は全国に16基存在する。この数字は比較的容易に始められる数字のような気がする。一度にすべてを回るには厳しいが、2年程度かければ難なく回ることができる。
また、現在は参観灯台のスタンプラリーが実施されている。スタンプ集めをするのに全国を回ってもいいのではないだろうか。まずはひとつ行ってみると不思議と次に行きたくなる(笑)


参観灯台は全国各地に存在するため、まずはお住いの地域の近くから回ってみるとよいかもしれない。比較的灯台の中ではアクセスしやすい場所にあると思う。公共交通機関を使用した場合は多少不便な場所にあることも多いがアクセスが全くできないということはない。自転車などでツーリングの目的にしてもおもしろいと感じる。全国各地を旅する旅人の目指す一つの指標となればと筆者は感じている。
参観灯台一覧
尻屋崎灯台
Coming soon
入道崎灯台
塩野埼灯台
犬吠埼灯台
野島崎灯台
観音崎灯台
初島灯台
Coming soon
御前崎灯台
安乗崎灯台
大王崎灯台
潮岬灯台
出雲日御碕灯台
角島灯台
都井岬灯台
残波岬灯台
平安名埼灯台
Coming soon
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