灯台は優秀な旅の指標

筆者が旅を始めた理由は日本全国の知らない場所に行ってみたい。そんな気持ちで旅を始めた。

灯台は日本全国に存在し、旅の目的とするには非常に都合のよい目的地である。また、灯台に向かう道中は海岸線を走ることになり、日本全国を網羅しているように感じる。伊能忠敬のような心境であろうか。晴れた日に海岸線沿いをドライブすると非常に気持ちよくテンションも上がるのでそれだけでも楽しい。

灯台を訪問していると「地理」に非常に詳しくなるのは間違いない。日本地図に出てくる岬や半島についてはほとんど網羅できるように感じている。

筆者は灯台訪問の際には地図で場所を調べ、その地域について少し予習をする。それは以下のような点である。

目的とする灯台の市町村はどこで、現在地からどのようなアクセスが可能か。

市町村の主要駅はどこで、中心地はどこか。

市町村の主な産業は何で、主要な名産品は何か。

灯台へのアクセス過程で面白そうな観光地はないか。

ざっとこんな感じである。以上のようなことを見るとほぼ地理の要素が満載であることを実感いただけただろう。

灯台へ向かう道中は地図を見ながら訪問するのだが、その際は冒険をしているようで楽しい。ポケモン（ドラクエはよくわからないので）のような感じだろうか。次の街までどのような道が続いていてそこにはどんな景色が広がっているのか。そんなことを想像しながら旅をするだけで非常にワクワクしてくる。灯台でなくてもこの旅は通じるのだが景色の美しさや日本地図とにらめっこできる回数を考慮すると灯台が一番である。自らの軌跡で日本を形作ることが灯台訪問の楽しさでもある。そこまでいかなくても灯台を１０基程度訪問した際には、日本地図にある場所を指し、この岬は○○埼（崎）！ここは○○半島！と即答できるような地図マニアになっていること間違いないだろう（笑）

　そんな筆者のような旅をしたい方にはGPSロガーがおすすめである。

自分の位置情報を記録してくれて、旅の軌跡を残すことができる非常にオススメのアイテムである。自らがその地に到達した一つの証明としても使用することができる。

筆者も愛用しているGPSロガーについて以下をご紹介する。

以下のような形で旅の記録を残すことができる。