南国にふさわしい
都井岬は宮崎県串間市にある岬で、宮崎県の最南端に位置している。宮崎市内より都井岬に向かう道中はフェニックスロードといわれる海岸沿いのドライブコースが設定されており宮崎県を代表とする観光地が目白押しである。そのため、都井岬へ到着するまでも「南国」を存分に感じることができるのである。
南国というと筆者はどうしても沖縄をイメージしてしまうのであるが、南九州(特に鹿児島、宮崎)、高知もそのようなブランディングがされているように旅をしながら感じている。
おそらくこれはヤシの木(フェニックス等)が街路樹として植えられたことが大きな要因であるように推測するが、それにより冬季でも温暖な地域というイメージが定着している。
新潟出身の筆者としては冬でも野球ができるような気候はうらやましいの一言である。
話はそれてしまったが、都井岬はそんな南国の印象を維持しつつも、岬ならではのダイナミックな地形と一風変わった阿蘇のような放牧された馬のいる草原の景色を望める素晴らしいスポットであるので是非とも一度訪問していただきたいと考えている。
交通手段
筆者は原則交通機関を利用して旅をするのをモットーとしてはいるが、今回はレンタカーにて旅をした。
宮崎空港からは約80キロの道のりで2時間程度のドライブで到着するが、前述の通りフェニックスロードには多数の観光地があるため、計画をきちんと立てて行くことを強くオススメする。
というのも今回二回目の訪問となるが、前回はあまりにもノープランに旅を計画し、灯台の営業時間に微妙に間に合わないという最悪の経験をした苦い地でもあるため自戒の意味も込めてここに記しておくこととした(笑)
都井岬灯台の魅力
都井岬は前述の通りであるが、都井岬灯台についても同様南国ムードが漂う装飾となっている。
また、灯台の建物としての高さはさほど大きくないが、都井岬灯台の立つ地点は240メールの断崖の上であるためそこから見下ろす景色は絶景であった。(都井岬の写真参考)
灯台は建設される場所によって塔の高さが異なる。これについてもいくつかの灯台を見比べてみて初めてわかったことであるが、灯台を楽しむにあたり重要なポイントである。
また、都井岬灯台へと続く道は宮殿があるかのごとく立派な道となっておりこれまでで一番心躍らされた。
灯台へと続く道は険しく人をよせつけないようなお堅い印象であったが、ここはまさに全員を受け入れるかのごとく開けて優雅な作りとなっている。こんな灯台は珍しい。
各灯台はそれぞれの個性があって非常に見ていて面白いということを再認識させられた灯台であった。
九州には一基しかない参観灯台は個性的で心も南国に行ったように心躍らされたのであった。
都井岬灯台の基本情報
周辺の観光地
非常に多くの観光地があるので、1泊2日だと全て回るのは難しいかもです。
日南海岸を旅する場合は2泊以上をオススメします。
・青島

・鵜戸神宮
・サンメッセ日南
・飫肥城

・道の駅フェニックス(堀切峠)
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